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ホリスティック健康ピラミッド

最終更新: 2月14日



本校NTIのあるデンバー)に出向き、久しぶりにアメリカの現状を肌で感じました。

やはり、人の健康とは、ホリスティックな概念で見ることの大切さを再認識した次第です。

次のピラミッドをご覧ください。皆さんは、いま、どの位置に注目していますか?

アメリカの栄養学の歴史は、このピラミッドを下から順番に、上に向かって上ってきたようです。最も基盤となるところに、You are what you eat 「あなたは食べたもので作られる」と言ったロジャー・ウィリアムス博士の考え方があり、マクガバン報告によって「食の選択の重要性」を米国民に向けたメッセージは、「食」対する国民の関心を高めました。

今の日本のように、1980年代のアメリカは、これが話題の中心になっていました。

しかしその後、どんなに健康に良い理想的な食事をしていても、その食物が、正しく消化・吸収されない場合や、未消化が作りだす毒性物質が悪さをすれば、「宝の持ち腐れ」どころか、かえって仇(あだ)になることもあることが指摘されるようになっていきます。

この時、栄養に取って大事なことは、栄養素という物質ではなく、健全な消化器官の働きになります。

これが、本当の酵素栄養学で言われている消化・吸収を司る消化酵素に目を向けることの重要性です。ここで、ピラミッドの2段目に上りました。

次に、3段目に上ると、遺伝子DNAが注目され、「十人十色」というキーワードが生まれます。つまり、消化・吸収という消化酵素の分泌やあらゆる代謝機能も「人によって異なる」ということです。例えば、同じように食べていても太らない人もいれば、お酒を飲んでも、すぐに顔が赤くなる人がいます。それがボディタイプ(体質)の違いです。

この点は、中医学や、インド伝承医学でも取り入れられてきた考え方です。

さて、ピラミッドのトップは、「心の問題」であり、一番複雑、かつ分かり難いものです。心の状態によって、栄養が変わる、とホリスティック栄養学では説いていますが、最も分かりやすい「食欲」を例にします。まず、食べるという行為は、栄養に繫がりますね。

食欲は、お腹がすいているから起こるだけではありません。

逆に言えば、食欲がなくなる原因に「ストレス」があります。

いま、自分の好きな食事が目の前にあり、お腹が空いている状態だったとします。

突然、携帯電話が鳴って、電話にでると、自分にとっては、大変悪い知らせを聞かされます。さて、電話の前の状態とは違い、いきなり食事がのどに通らなくなります。

更に、「ストレス」に曝された状況は、消化という生理学的機能にブレーキがかかります。

つまり、慢性ストレス状態は、交感神経優位となり、消化に必要とされる副交感神経が、働かずに、消化酵素の活動を停滞させるという事実です。

このメカニズムを理解すると、「心の問題」は、ピラミッド全体に影響をおよぼす“要”になるということがわかります。

いま、アメリカでは、この「心の問題」を量子物理学から学ぶことが、大変に注目され始めました。

ですから、人の健康とは、ホリスティックな概念で考えるという、このピラミッド全体を考慮したトータルケアでないと成り立ちません。

今一度、ピラミッドをご覧ください。

もし、ご自身がどこかの段階に偏っていたら、全体を見渡すホリスティック健康概念にシフトする良い機会が訪れているのかも知れません。

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