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世の中、健康に良いと言われていることも、極端に偏ると健康を害する

最終更新: 2月14日



「あれだけ食事に気を付けて、健康的な生活をしていたのに・・・・・」

「動物性食品は、身体に良くないと言うから、菜食主義になったのに・・・・・」

「有名な先生が、○○を食べるな!○○を食べなさい!というから、そのようにしていたの

に・・・・」

さて、「こんなはずではなかった・・・」、健康のために気を配っていたことが、健康を害していることがよくあります。

以前に触れたように、「ある人にとって良いことでも、ある人にとっては良くない」という事が多々あるのです。

菜食に偏ると(特に生で食べると・・・)胃腸の調子の悪くなる人もいれば、動物性食品を摂取すると、調子の悪くなる人もいます。

身体のメカニズムは、人によって様々であり、一概に同じことをやっても裏目に出ることは否定できません。

例えば、従来の酵素栄養学の概念では、「生食」を食べることで、その食物に含まれている酵素が、私たちの身体が作る酵素を補ってくれるという、考え方がありました。

私自身も最初の頃は、極端にそれを信じ、強調していました。

興味のある人は、よく知っているドクター・ハウエルの酵素栄養学の初期の概念です。

いまでも、全てを否定することはないのですが、少し見方を変える必要があります。

私たちの身体は、生の野菜に含まれているリグニン、セルロース、ヘミセルロースという物質を消化できる酵素を持ち合わせてはいません。

これらは、植物が自らを守るため、細胞壁を構成している繊維質の成分になります。

それらは、栄養素として、小腸で消化できないため、大腸にたどり着くという事になります。

これらの物質を消化できるのは、大腸の微生物群だけなのです。

もし、極端に繊維質に偏った食事をした場合、人によっては、消化が上手く行われず、お腹がはってくることもあります。

そこで、便秘解消だと思い、食物繊維をたくさん摂取したけれど・・・・・私には合わない・・・となるケースもあります。

「生の食物が全て消化に良い」という考え方は、捨てざるを得ません。

また、消化の過程には、精神的な要因が、かなりの部分占めているはずです。

ストレス状態にあれば、自律神経系は、極端に交感神経優位となり、一方で、消化を司る副交感神経系の働きがおろそかになることは明白なことです。

この状態(ストレス状態)が、日夜続いているという事は、どんなに食事に気をつけて、他人から「健康おたく」と言われるぐらいの知識を身に付けても、ストレスという「心の問題」もケアーしないと、その知識を吹き飛ばしてしまうことになりかねません。

このような理由から、You are what you eat (あなたは、食べたもので作られる)という食べ物の良し悪しだけでなく、どのような人が、どのような精神状態で食べたのか、という「心

と身体を対(つい)で考える」というホリスティック的な見方が必要になってきます。

結論は、Keep calm & Eat healthy「心穏やかに、健康的に食す」がキーワードです。


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