「気づき」って何?


気づきが大切です! と言うけれど、よくよく考えてみると、気づきって何?

気づきを得る、とはどういうこと?

気づき、ってそんなにいいもの?


 「気づく」の反対は、「気づかない」……つまり、もともと存在しているにも関わらず、その存在を認識していない状態、ということになります。認識していないものは、その人にとっては存在していないことになり、その人の意識下の現実世界としては現れていないと考えることができます。反対に、それを認識している人には、それが存在する世界こそが、その人にとっての現実ということになります。

 そう考えると、現実世界とは幾重もの真実が同時に存在することが可能であることが分かります。少し意味合いが違うかもしれませんが、いくつもの真実が同時に存在することを認め合うことができれば、世の中の争いごとのほとんどは無くなるのではないかと思うのですが……。


 日々の生活においては、際立って変化のある行動をしなくとも、「気づき」を取り入れるだけで、これまでとは違う世界を体験することになります。

 始まりは、「意識をする」こと。自分自身のこと、周囲の人や物事、行動や思考のパターン、ただそこに存在するだけのものに対して、……、何でもよいのです。今まで無意識に通り過ぎていたものに対し、一瞬向き合う。なんとなくしていたことを、確認しながら行ってみる。それに対し「良い・悪い」の判断をする必要はありません。ただ、認識するのです。認識することによって、今まで自分の世界になかったものが、現実として現れるようになります。自分自身の意識下の現実世界が変わることで、それに浸っている体の細胞も影響を受け、動きや形状に変化を表し、私たち自身の思考や行動も、これまでとは違うものになっていくのです。


 気づきによって、今まで知らなかった自分の一面を認識し、その気づきのワークを続けることで、自身の中に無限の可能性があり、そのどれをも選ぶ自由があることに納得できれば、誰もが自分に自信を持ち、自分の存在に喜びを感じ、人生に楽しみを見出すことになるでしょう。


 いつも何気なくやっていることに意識を向けてみてください。そこに「気づき」があり、あなたの人生をより豊かなものにしてくれるでしょう。