栄養学の初歩の初歩:タンパク質の大切さを知りましょう



 先日のWEBセミナーで、「オートミールにはタンパク質が豊富です。ですから、朝食にもってこいなのです」とお話ししたかったのですが、時間が足りませんでした。

 自分的にはマックスの早口であせりにあせっていたのですが、話が途中で終わってしまいました(涙)。

 こちらなら時間制限もないので、のんびりと続きを語らせてください。

 今回は前ふりとして、「タンパク質ってとっても大切なんです」というお話です。


 骨とか筋肉とか、からだをかたち作る組織がありますね。

 そのベースになっているのがタンパク質です。

 からだが一つの街のようなものだとすると、その中にある「建築物的なもの」は、ほとんどタンパク質で作られています。




街があれば、そこで働く人たちがいるはずです。そちらも、ほとんどがタンパク質です。

たとえば、家を建てたりメンテしたりする職人さん(酵素)。

商店とか工場とか発電所とかで働く職員さん(これも酵素)。

指示を伝えるために飛び回るバイク便の人(ホルモン)。

物資を運搬する運送業者さん(輸送体)。

危ないヤツを退治するミサイル(抗体)



 つまり、「からだを作っているのも、動かしているのも、ほぼタンパク質」ってことですね。

では、他の栄養素たちは、一体何をしているのか?

糖質や脂質は、この街の中でどんなキャラを演じているかというと……



 糖質や脂質は、働くタンパク質さんたちが食べるお弁当のようなものです!

 筋肉などの組織を作るためにも、酵素などを働かせるためにも、エネルギーが必要になります。そのエネルギーを供給するのが、糖質や脂質のメインの働きです。


 もちろん、お弁当以外のお仕事もいくつかありますよ。脂質なら、細胞膜を作ったり、ホルモンなどの材料になったり。それはそれで重要なお仕事です。

 でも、圧倒的に多い出番は、やっぱりお弁当なのです。タンパク質の多彩なマルチタレントぶりとは大きな違いがあります。


 一方、ビタミンやミネラルは、タンパク質の部品として働きます。

 職人さんたちに埋め込まれる小さなチップのようなイメージ。サイズとしてはちっぽけなものですが、これがないと仕事ができない、必要不可欠なパーツです。



 まとめますと、人体の中で主役級に重要な栄養素はタンパク質です。

 それ以外の栄養素ももちろん大切です。なくてはならないものです。でも、役割を考えてみると、タンパク質をサポートする脇役的な立ち位置なのです。

 それだけ重要なタンパク質がもし不足したら、いろいろと困ったことになりそうですよね。

 この続きは次回に。


 

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